住居間の防音・遮音対策

防音・遮音対策を重視

アパート・マンションなどの集合住宅を長期安定経営させるために必要不可欠な要素といえば、「防音・遮音対策」です。

入居者からの関心がとくに高いのも音の問題。上下階・隣室の騒音はトラブルや退去の原因となり、しっかりした対策を取っていなければ入居率の悪化と収入減は避けられないでしょう。

ケイエイツーのアパート建築は、住心地の良さを追求して、壁に、床に、外壁に様々な工夫をこらして、木造住宅でも十分な防音・遮音を実現しています。

隣室の音を防ぐ界壁(かいへき)

遮音対策には、まず「界壁」を採用しています。
界壁とは、各住戸間を仕切る壁のことです。基本的に足元の基礎から小屋裏もしくは天井裏まで、隙間なく建てられており、遮音対策や火災の延焼対策になります。

界壁には、一般的にグラスウール、ロックウール、石膏ボードが用いられます。
当店では各住戸の境界に、100mm厚の吸音断熱材グラスウール、両面から厚さ12.5mmの石膏ボードを二重貼りした壁を採用しています。

この構造は、国土交通省の建設省告示1380号にて「1時間準耐火構造」、1827号にて「遮音性能を有する構造」に認定されています。

さらに樹脂製の遮音シートを両面から界壁全体に貼り詰めることで、隣戸からの生活音を防ぎます。
2F床仕様、共用廊下2Fの床仕様、外壁仕様は以下のとおりです。